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吉祥寺の大人

吉祥寺のアジア料理屋で友達と昼ご飯を食べた。

雪がちらついていて空、灰色だし
店内でフォーをすすりながら縮こまっていたら、
外のテラス席にビニールをかけて風が入らないようにしたスペースみたいなところに
カラフルでお洒落なエプロンを着た女性が集っていた。
多分、アジア料理の教室みたいな感じのをやっていたのだと思う。

8~10人や程。皆、淀み、表情に色がない。

そうでしょう。

風がバタバタビニールに吹き付け、空気は冷たく、景色は一様にグレイッシュであり、
楽しいクッキングとかいう感じの風情はどこにも見当たらぬ。

その場に参加者として居合わせて、

「今日はもういいじゃないですか。もう。やめよう。中でカフェオレでも飲んで温まりませんか」

と言いたい。と思った。


フォーをすすりながら、端で立ち尽くす女性の顔をまじまじと見る。
なにか空中の一点を見つめているような、それでいてどこに定まっているというわけでもない焦点。
横一文字の唇。彩りのない頬。バンダナのペイズリー。
一様に乾いたせんべいの様な顔をしている。

分かる。引き返せない気持ちも。非常によく分かりますよー

料理教室を企画した人間がいて、
予定を空けて、お洒落なエプロンを用意して、食材も出て

せっかくだから進行せざるを得ないし、楽しいということにしなければ磁場が狂う。
気分でありませんのでじゃあやめるとなれば、なんでもありの混沌の世界になってしまう。そういった混沌を退ける為に我慢という名のつっかい棒で各々世界を支えていらっしゃるのである。大人ですなあ。
2013-02-20 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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