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SF(すこしふしぎ)な企業理念

先日、友人が上京してきました。
友人に上京してきた理由を尋ねると、


「就職活動をする中で、とある会社の企業理念に感動したのがきっかけ」


と答えるので感動するほどの企業理念とは何か、
気になり尋ねました。


その企業は小規模なゲームの制作会社であるらしいのですが
社長と面談した際に社長が、

「僕が人生で一番大切だと思うのは、『親の死に目に会える』ということです。
 でも実際には距離が離れていたりして、確実に会えるわけじゃない。
 だけど今の科学技術が進歩してゆけばいずれどこでもドアが発明されると思う。
 僕はどこでもドアのある社会の為に助力したい。」

というようなことをおっしゃっていたそうです。



まず、この話を聞いて

当たり前のようにどこでもドアが実現する前提の流れに、



話の飛躍がSUGOI




と思いました。

続いて、

「どこでもドアがあったところで、確実に死に目に会えるとは限らないぞ」

とも思いました。

死は予測の及ばないところに唐突に現れるものです。
どこでもドアがあったとしても目の前で迎えられるという保証はないはずです。


もう少し考えると、
死を間際にした実親の目の前にいるのにお互いの心が断絶している為に、
空間の共有があるにも関わらず乖離している。死に際に即したとは言いがたい事例もあります。

つまり物理的な距離よりも、むしろ心を通わせられているかどうか、
最期の瞬間にお互いが親子として寄り添い合える関係であったかどうか
の方が重要ではないかと思いますし、
そういった物理的な距離では測れない心のつながりこそが『どこでもドア』の答えではないか


って思ったんですよね。


というか、

こんなことわざわざ文章にする必要もないかもしれません。






「親の死に目に会う」という目的の為に
どこでもドアを開発するのは解決手段として見通しが立たない上、非常に遠回りです。
さらには解決時期も「いずれ」と明示されていない上に、
解決する主体まで「科学技術」というあまりにも抽象的すぎる対象に投げています。

この会社に入社したら

我が社で「ドラゴンクエスト」のような国民的RPGを開発する為に、
いずれ入社してくる「堀井雄二」的人材が存在する社会の為に助力している最中、
アッ、今日もカツ丼がうまい!

とか言われそうで怖いな、と思いました。

あ、ちなみに友人は上京するきっかけになっただけで入社はしなかったそうです。

              
               〜HAPPY END〜
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2013-03-13 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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